勝矢紘史(スポーツ科学部/長崎北陽台)
【現役・共通テスト+競技歴】
勉強面での後悔は、「暗記科目」に関して。
直前で詰め込んだつもりだったものが、実はまったく自分の中に落とし込めておらず、本番でうまく解くことができませんでした。特にうまくいかなかった教科は、世界史と古典。もしいま自分が受験生だったら、もっともっと世界史に取り組むと思います。この経験で、直前ではなく前もって計画を立てて取り組むべきだったと痛感させられました。
生活面での後悔は、「だらけてしまった」こと。
1月にあった花園の全国大会が終わるまでは勉強と部活の両立となりましたが、体力的にも余裕がなく、どうしてもだらけてしまう時がありました。常に自分の目標を見失わないためにも、大きな目標と小さな目標のそれぞれを明確にして取り組むとよいと思います。
試験当日の後悔は、「時間配分」。
普段の勉強や模試で問題を解く際に時間配分に関してあまりこだわりを持たずに進めてしまいました。本番で急に意識できるようになるわけもなく、本番で時間配分のミスをしてしまいました。このような経験から、日頃の勉強でも本番を想定して取り組めるかが大切だと感じました。
結局最後に必要になるのは精神力だと思います。模試でうまくいかなかったりすることもあると思いますが、結果に一喜一憂せずに、毎日やるべきことを明確にして勉強に取り組み続けることが大切です。
受験生の皆さんの中には、勉強とラグビーとの両立でとても大変な人もいるかもしれません。辞めたくなる時もあるかもしれませんが、常に早稲田ラグビーへの憧れを忘れずに努力を継続してください。とても楽しい大学生活が待っています!応援しています。
最終回、第八回目は、
渡邉琉斗(法学部/本郷)の失敗体験記をご紹介します。
お楽しみに!
文・写真=早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム