2023年度チームスローガンは「WASEDA FIRST」に決定しました。
「早稲田が日本一になり、荒ぶるを歌うため、全員が、早稲田を、チームを一番に考える。そして、ファーストタックル、ファーストパスなど各プレーの最初にこだわり続ける」という意志を込めました。
ひとりひとりがチームを想って行動し、全員でWASEDA FIRSTを体現します。
スローガン発表にあわせて、3月27日に行われた1st Rugby MTGの模様もお届けします。監督・コーチ陣より今年度のチームの指針が提示され、伊藤主将からはチームスローガンの発表、各委員の決意表明がありました。
<大田尾監督コメント要旨>
全員の意識をひとつにし、道筋を示すため、今回のミーティングを実施します。
荒ぶる獲得のためには自分たちを知る、そして具体的に何を変えていくのかを考え抜く、この作業が今の我々にとって必要です。
今年は『「際」を極める』ことにフォーカスしていきたいと考えます。
「際」には、
・あと少しで別のものになろうとするギリギリのところ
・物事がそうなろうとするまさにその時
といった意味があります。
この「際」という単語が、決勝戦後に感じていた自身の違和感とマッチしました。あともう少しのところまで来てはいるのに、少しずつ相手が上回っており、その結果として、決勝の舞台であの点差をつけられてしまったと感じています。この弱さは変えないといけないし、変えたら結果が変わると信じています。
チームを樹木に例えると、みんなが上井草で過ごす時間が、地に根を張る土台部分を構成します。「1/1000の拘り」を掲げて昨年築き上げてきたことを、さらに進化させ成長を見せてほしい。
大きく飛躍するために、まずは足元を強固なものにすること、そして欠点を洗い出し見つめ直すこと、これらがこの春にやるべきことです。
自分たちのあるべき姿を追いかけていこう。
自分たちを信じ、際を極めていけば、必ず変わる。
「WASEDA FIRST」のスローガンのもと、全員で早稲田ラグビーの大学日本一に向かって日々精進して参ります。
引き続き温かいご声援をよろしくお願い致します。
文・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム