今、何をすべきか。自分にできることは何か。自分にしかできないことは何か―
2004年8月27日、『奥・井ノ上イラク子ども基金』が発足。同日、秩父宮ラグビー場にて、早大ラグビー蹴球部・清宮監督をはじめ、代表発起人4人(清宮監督ほか、山田彰氏、阪本真一氏、石橋忠典氏)による記者会見が行われた。
同基金の設立趣旨は、イラクの地で現地の人と同じ目線に立ち、強い使命感を常に第一線で活動する精神を持ち続けた奥克彦大使、井ノ上正盛書記官の遺志を引き継ぐこと。イラクの子どもたちへの、教材、学用品の配布、小学校の復旧を行っていくという。
「イラク、そして日本中の人々に、イラクで命を懸けて奔走した熱く、誰からも愛され、勇気のある男たちがいたということを忘れないで欲しい。この男たちのお陰で愛を知り、勇気を知り、夢を持てる子どもたちがひとりでも多く現れてくれることを願っている」(清宮監督)。ワセダラグビー永遠のスローガン『ULTIMATE CRUSH』の生みの親・奥克彦先輩、ともにイラクの地で奔走された井ノ上正盛書記官。ワセダラグビーを愛する皆様にも、『奥・井ノ上イラク子ども基金』へご協力頂ければと思っております。
詳細につきましては、下記HPをご参照ください。
奥・井ノ上イラク子ども基金 (http://www.oku-inoue-fund.com/)