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2024
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対関東学院大D 145人一体 魂で悲願の4タテ達成!


 4タテの懸かった最終第4戦。先制トライこそ奪われたものの、流れは渡さず、ワセダがその強さを見せ付けた。まずは14分、Dチーム唯一の4年生・矢野友也のトライで反撃の狼煙を上げると、18分にはCTB安部智行が持ち前の突破力で左中間に逆転のトライ。「スクラムが安定していていい。仕掛けたいところにちゃんと仕掛けられている」(畠山健介)と言う、誰もが納得のデキで完全にゲームを支配した。
 33分、CTB安部が再び自陣から独走しリードを広げると、40分にはFB矢野が軽やかなステップで左中間にトライ。22-5とほぼ完璧な内容で前半を折り返した。
 迎えた後半、少し勢いが止まったのか、関東に2トライを許し追い上げられるも、我慢に我慢を重ね凌ぐと、逆にCTB菊地悠介が中央にダメ押しトライ。気持ちで関東学院を上回り、悲願の4タテを達成した。

早大ラグビー蹴球部広報・青木 理美

<唯一の4年生でチームをまとめたFB矢野友也>
「自分はあまりみんなをまとめるようなタイプじゃないけど、歴代の4年生がチームを引っ張る姿を見てきたから。ここでみんなを引っ張っていかないとワセダじゃないと思って気合いれた。ここ2週間Jrチームの練習は1日おきでフィットネスがあったけれど、自分たちの足りないものはフィットネスだったからみんな頑張っていた。今日はみんなよく走っていたし、練習の成果が出て良かった。最後にトライされた原因は点差と時間で気が緩んだから。個人の意識をもっと高く持っていきたい。今年で最後の夏合宿だし一つでも上のチームに上がれるように頑張りたい。FBは最後尾で相手を必ずを止める役目。常に0点に抑えているのが理想、チームに貢献できるFBになれるように頑張りたい」

<果敢なタックルを連発 強気なプレーを見せたWTB中村浩太郎>
「今日は外れたりもしたけれど、最近は意識して練習してきたので、沢山タックルにいけて良かった。グラウンドの外からみんなが開け開けって言ってくれたんで、内に寄り過ぎないように意識できた。自分はあまり足が速くないので、その分ディフェンスとキック処理を頑張りたいです」

<大型ルーキーは豊田だけじゃない! 打倒・豊田を誓うロック・前田吉寛>
「今日はボールが取れずディフェンスにまわる事が多くてしんどかったです。スクラムは安定していたしラインアウトも自分達の思うように結構いけたとは思います。今シニアチームに1年生が入っているのを見るとやっぱり悔しい。夏は走りまくってスタミナつけて豊田を倒します!ロックは4年生が多いので経験の差がありますが、その点良いプレーはいっぱい見習って吸収して、自分の当たりの強さでも頑張りたいと思います」


<見事なまでの有言実行 4タテに笑みを浮かべる主将・佐々木隆道>
「4タテ本当にしてしまいましたね(笑)。よかったです。でもどのチームもまだまだだし、もっとやれるはず。次はもっといいゲームができるように。夏ももちろん4タテします!」