21日、国立競技場・・高麗大とワセダはプライドを懸けて戦った。結果はあえてここでは書かない。結果とは別に、お互い気持ちの入ったとてもいい試合となった。
ラグビーの素晴らしさは試合が終わった後にもある。主務部屋ではその部分にふれよう・・。
試合終了のことをラグビーでは「ノーサイド」と呼ぶことは、去年の主務部屋でも紹介しました。グラウンドで80分間、敵として戦った人間が、ノーサイドの笛とともにみんなが味方になるわけです。
試合が終わり、高麗大の皆さんを早稲田大学に招待し、アフターマッチファンクションを行いました。言葉も通訳さんを通さないと分からない…。それでも、この笑顔。この夜は高麗の学生とお酒を交わしながら、様々なことを語り合いました。
ラグビーのこと・楽しいこと・高麗キャプテンの彼女の話(笑)
最高に楽しい時間だった。高麗は、最高の奴らばかりだった。
22日に帰る時には
「今度、大学選手権優勝して、3月に韓国に会いにいく」
「是非、来てくれ!今度は俺が案内するから!」
固い約束をして別れた。
ちなみに、日本語も韓国語も「約束」は「やくそく」という発音らしい。この韓国の最高の仲間との約束、絶対に果たす!
たった数時間であんなにも仲良くなれたのは、やはり本気で体をぶつかりあった相手だからであろう。ラグビーの素晴らしさこんなところにもあるんだな~。
高麗のみんな、協力してくださった皆様、そしてたくさんの応援をしてくださったファンの皆様、カムサハムニダ!!
特に、ファンの皆さんには感動しました。試合終了後、高麗大がグラウンドから客席に挨拶をしたときに、早稲田ファン側から贈られた拍手の大きさは、ワセダに贈られる拍手よりも2倍も3倍も大きかった。相手に対するあのあたたかい拍手、本当に素晴らしいものでした。あの瞬間、国立は本当に一つになったと感じました。あの日、国立に来ていた皆さんは、ラグビーの「ノーサイド」を体感したはずです。
本当にカムサハムニダ!!