早稲田大学ラグビー蹴球部WASEDA UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL WEBSITE

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2024
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【2018年度シーズン終了のご報告】

 日頃よりラグビー蹴球部に温かいご声援、ご支援、並びに激励をいただき、厚く御礼申し上げます。
 今シーズンの大学ラグビーは、先日1月12日の大学選手権にて明治大学の22年ぶりの優勝で幕を閉じました。我々も100周年の記念すべき年に、10年ぶりの大学日本一を勝ち取り『荒ぶる』を唄うことを目標に、学生・コーチングスタッフ一丸となり日々鍛錬を重ねてまいりましたが、残念ながら決勝戦という舞台を目の前にして、1月2日の大学選手権準決勝をもって今シーズンを終了することとなりました。
 今年度は、佐藤真吾主将以下、「①グランドを走り続ける」、「②私生活においても自ら動き挑戦し続ける」「③ラグビーを通じて見る人々を突き動かし感動させる」という3つの想いを込めた『Moving』をスローガンに掲げ活動をスタートさせました。しかしながら、春季大会は黒星スタートとなり、その後の春シーズンの戦績も決して芳しいものではありませんでしたが、そんな中でも学生たちは『Moving』を体現するということを常に強く意識し行動してくれました。そういう意識が根底にあっての色々なことの積み重ねが、その歩みは決してスピーディーなものではありませんでしたが、着実に一歩ずつ一歩ずつ、今シーズン最後の試合となった1月2日まで、学生たちを成長し続けさせたと強く感じています。
 とはいえ、大学日本一という目標を手に入れられなかったことは、「何か」が足りなかったからに他なりません。それが「何なのか」を謙虚に振り返り、残された3年生以下の部員とともに、次のシーズンへ向けて更なる精進を重ねていく所存です。そして、想い半ばで卒業していく4年生たちには、この4年間の取組と最後に目標を果たせなかった無念を今後の人生の糧とし、社会人として活躍してほしいと願っています。
 今シーズンも熱いご声援をいただきましたこと、重ねて感謝申し上げます。新たなシーズンにおきましても、温かなご声援、ご支援を引き続き賜り度く、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。 
末筆ながら、皆さまのご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。


平成31年1月14日
監督 相良 南海夫