早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第22回は川村駿太(3年・PR・函館ラ・サール)。
取材:石田大貴 構成・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報
スクラムで挑み続ける。
父親の影響で5歳から函館ラグビースクールに通い始めた。父が早稲田を応援していたこともあり、早稲田を応援するのが当たり前、「早稲田ラグビーと共に成長してきた」と本人が言う環境で自然と早稲田でラグビーをすることを目指していた。
そんな彼が人生で最もうれしかった瞬間として挙げたのが、高校2年時の花園予選決勝で勝利したことだ。相手は体格のある外国人留学生選手が数多く所属する札幌山の手高校。毎年決勝で激突する花園常連校で2年先輩の沖野玄や加藤皓己(2019年度卒)の代から函館ラサールは決勝で負けて花園出場を逃していた。だからこそ、負けた先輩の思いや自身のすべてをかけて臨み、見事1トライ差の接戦を制して花園出場をつかみ取った。
人生で最も悔しかった瞬間――それは大学2年の練習でのことだった。シニアに上がりアカクロへの絶好のチャンスが訪れようとしていた時にそれは起こった。
左足前十字靭帯断裂。
1年間の長いリハビリ生活を余儀なくされ、これまで大きな怪我をしてこなかった彼にとって大きなダメージであった。そして、ライバルがこの間にも成長してしまう不安に襲われたと嘆いた。
怪我も癒え、今は「得意なスクラムがチームに貢献する」と語る。早稲田がセットプレーでスクラムに重点を置いている中で、練習時から「スクラムで上のチームに発破をかけたい。」と微笑む。「そうして下のチームが上のチームに勝つことで競争力を高めたり、いい影響を与えたい」と考えている。そして、最終的には「大学選手権決勝でアカクロを着て大学日本一になる」という目標を成し遂げたい。
自分自身を成長させてくれた早稲田ラグビーに結果で恩返しをするため、今日も川村は挑み続ける。
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