いよいよ10月も半ば。対抗戦も折り返しとなり、部員一同さらに気を引き締め「日本一」に向けて、日々の練習に取り組んでいます。
早稲田大学の合格を目指す受験生の皆さんも、追い込み時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
そこで本日より、早稲田ラグビーの先輩による「合格の裏側!失敗体験記」をお届けします!
世の中に成功体験記はたくさんあれど、「実は失敗の中にこそ、成功のヒントがあるのでは…」と考え、あえて「失敗体験記」としました。
浪人した人は現役時の失敗経験、現役で合格した人にも実は後悔が…。昨年の今頃は受験生としてラグビーと勉強の両立に励んできた1年生に、早稲田大学合格の裏に隠された失敗談を聞きました。
本企画には受験生の皆さんに「自分を反面教師にして、同じ轍を踏むことなく合格をつかみ取ってほしい!」という早稲田ラグビーの先輩たちの想いが込められています。
受験まで残り約3ヵ月の追い込み期は最も大切な時であるからこそ、早稲田ラグビーの先輩の失敗談を参考にして、頑張ってください!
来年の春に上井草でお会いできることを楽しみにしております!
<合格の裏側!失敗体験記 vol.1>
栗田文介(スポーツ科学部/千種)
【現役・共通テスト+競技歴】
勉強面における失敗はふたつ挙げられます。
ひとつ目は、「色々な参考書に手を出してしまった」こと。受験が近づいてきた時期に多くの参考書を使用した結果、浅い勉強になってしまいました。早い時期から自分に合う参考書を見つけて、ひたすら解くことが大切になると思います。
ふたつ目は、「模試の振り返りをしなかった」こと。模試のことを「偏差値を知る素材」としてしか見ておらず、なぜその問題を間違えてしまったのかという振り返りが足りませんでした。その結果、次回以降に似た問題が出題された時に同じ間違いを繰り返してしまいました。模試は細かいところまで解説されているので、きちんと活用して自己分析をすることが重要です。
生活面においては「睡眠」が大切です。夜更かしをしてしまったことで昼間に眠くなり、集中力が落ちてしまうことがありました。寝る時間・起きる時間を決める、寝る前はスマホを触らない、など、試験本番で集中力を保つためにどのようにすればいいかを普段から意識して生活するべきだと思います。
試験当日の失敗は「周りに流されてしまった」ことです。休憩中に答え合わせをしている周りの人の話に流され、自分も合っているか確認してしまい、間違いを発見。そして気分が落ちた状態で次の科目の試験を迎えてしまいました。休憩時間は、終わった科目は気にせず自分に集中し、次の科目に集中するべきです。
受験生の皆さん。つらい時期もあると思いますが、楽しい大学生活が待っていることを信じて頑張ってください。応援しています!
第二回目は、
粟飯原謙(スポーツ科学部/桐蔭学園)の失敗体験記をご紹介します。
お楽しみに!
文・写真=早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム