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入部式・新歓試合

入部式・新歓試合

 多くのOBやファンがつめかけるなか、平成13年度の入部式が東伏見グラウンドで行われた。天候にも恵まれ、晴れ渡る青空はまるで新入生を歓迎しているかのようであった。
 まずはじめは佐藤部長による挨拶。「ラグビー部員である前にワセダの学生であることを忘れるな。ラグビーを通じて人格の形成を。目指すは大学日本一、これまでの実績などは関係ない」と新入生に語りかけた。
清宮監督からも「この4年間は人生で一番輝くとき。国立で一緒に荒ぶるを歌えるようにがんばろう」と熱いメッセージ。この言葉は新入生たちの心に響いたに違いない。
そして新入生もひとりひとりが自己紹介。
「1日も早く赤黒を着たい」「大学日本一に貢献する」。
皆、緊張した面持ちだったが、國學院久我山高で主将を務めた豊山は「今日の試合は勝ちます」といきなり先輩たちに宣戦布告。これには大きな拍手が沸き起こった。
新人練、そして今日の入部式を経て、22名の新入生が新たな一歩を踏み出した。

 入部式に続いて恒例の新人チーム対上級生チームによる新歓試合が行われた。新人チームは気合十分。試合開始から幾度となく攻めこみ見せ場を作った。前半12分にはペナルティーから素早く展開し、左隅にトライ。25分にもトライを奪うなど、必死に食らいつき前半は12-26。勝利への期待も感じさせた。しかし、後半に入ると上級生チームはNO・8紀、WTB山岡、FB吉永(すべて2年)が次々にゲインラインを突破。後半だけで10トライを奪い、最終的には94-12と圧勝。先輩としての面目を保った。フィットネスの差からか最後は一方的な展開となってしまったが、新人チームも随所に光るプレーを見せ、今後に期待を抱かせた。(HP委員・疋)

<新人チームの主将を務めたSH後藤翔太>
「結果はこんな形になってしまったが、新人練を通して皆成長できたと思う。先輩たちと試合をして、ワセダのラグビーの正確さに驚いた。コールひとつにしても高校よりもレベルが高く的確。僕も勝ちにいったけど、強かったです。(先輩たちの印象)よく声もかけてくれるし、変な上下関係もない。とても頭がいいと思いました。個人的には1年目から勝負していきたいです」

<清宮監督>
「上級生チームのディフェンスよくなかった。1年生も高校でやってたわけだからあのくらい攻めても当然。上級生チームは練習の成果があまりでなくて残念。山岡、吉永はスピードあった。1年では推薦組がよかった。自分をアピールするいい機会だから豊山の挨拶はよかった。一年生は今日の洗礼を忘れず、成長してほしい」