2002/9/21
対抗戦初戦に先駆けてジュニア選手権が開幕。大観衆を埋め尽くした仮設スタンドも取り払われ、いつもの姿に戻った上井草グラウンドで宿敵・明大を迎え撃った。<HP委員 疋田拡>
ジュニア選手権での合言葉も当然ながら『ULTIMATE CRUSH』。圧倒的な力を見せつけるべく選手たちは気合十分で試合に臨んだ。 スローガンそのままに早大は開始からライバル・明大を圧倒。FW、BK一体となった見事な『継続』で5分、7分、12分と次々にトライを奪い、あっさりと試合を決めてしまった。この間、まさに電光石火。意図通りのアタックで「早大強し」を印象付けた。 この展開で光ったのが尾関大介、古庄史和の4年生HB団。尾関が密集サイドを突破しトライを挙げれば、古庄も負けじとロングゲイン。息のあったところも随所に見せ、破壊力抜群のアタックを演出した。 40-12と大きくリードした後半10分過ぎからはセットが乱れ、攻め込まれてしまうが、粘り強いディフェンスでしっかりと我慢。そこから逆に3連続トライを奪い、相手を完全にノックアウトした。 61-17というライバル・明大からの圧倒的な勝利に選手たちも満足気。ジュニア選手権制覇へ向け、まずは幸先のいいスタートを切った。
<ジュニア選手権専用ジャージー登場。名づけてウルトラマンジャージー?> この日早大が着用したジャージーはジュニア選手権専用に作られたものです。新ジャージー発表記者会見でも公表されなかったため、この日が初お披露目となりました。 ゲームキャプテンを務めた岡本は「今までのワセダにはない色ですよね。ウルトラマンみたいでしょ」とすっかりこのジャージーが気に入った?様子。名づけて『ウルトラマンジャージー』。ファンの皆さん、ウルトラマンがピンチに陥ったら「がんばれ、ウルトラマン!」って声援を送って勇気付けてくれますよね?
<ゲームキャプテンを務めた岡本> 「今日は思っていたより点が取れた。チームとしてのアタックはよかったけれど、自分は全然ダメ。相手のいるとこいるとこに突っ込んでしまった。古庄のゲームメイクがよかったと思う。ミスも少なく、あった後でもみんなでカバーできた。セットが乱れてリズムが悪くなったときがあったけれど、夏合宿で見られたような中だるみはなかった。ディフェンスはひとりで抜かれることが少なかったのがよかったと思う。自分もいつまでもジュニアに出ているわけにはいかない。なんであんな奴がジュニアに出てるんだよと言われる様にがんばって、必ず巻き返します。力也、羽生、康太の3人とは違う見せ場を作りたい。気持ちの入ったプレーで勝負します」 |
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