決勝戦へ向けて
いよいよ目前に迫った運命の日・大学選手権決勝。究極の勝利・『ULTIMATE CRUSH』の完結へ向け、赤黒軍団は渾身のラストスパートに入った。ファイナルで宿敵・関東学院大を倒すことこそがこの1年間のすべて。13年ぶりの『荒ぶる』復活へ。指揮官の確かな手応えを。(編集 HP委員疋田拡)
Q、決勝の目前に控えての現在の心境は A、昨年は力が劣っていることを自覚した上で、どう戦うかを考えていたけれど、今年は対等以上に戦えると感じている
Q、監督の目から見たチームの状態、練習の雰囲気は A、チームの状態は申し分ないね。最高の状態できている。準決勝で法大にもあれだけ点差をつけることができたし、うまくピークを持ってこれたと思う。
Q、決勝の相手が関東学院大となったことは、望みどおりか A、もちろん。決勝まで出てきてもらわないと困ると思っていた。準決勝が終わった後は春口さんとは特に話しはしていないよ
Q、今シーズンの関東学院大の印象は A、相変わらず大きくて強いFWを持っているなと。昔の早明対決のような感じかな
Q、勝負を分けるポイントは A、どの局面でワセダが勝って、どの局面で関東が勝つかということだと思う。関東の側から見た場合、いかにセットから崩せるか。ワセダとしてはこれまで自分たちのやってきた形をいかに出せるかというところがポイントになる
Q、スクラム戦が大きなカギとなりそうだが A、スクラムに関しては問題ない。うまく対応できると考えている。決勝のキーマンはプロップの大江
Q、昨年の決勝ではブレイクダウンの攻防で後手を踏み、ターンオーバーされる場面が目立ったが A、今年はブレイクダウンのところでターンオーバーされることはほとんどないでしょう。ターンオーバーされなければ自然と点数も取れると思う
Q、上井草柿落としのオックスフォード大戦後、選手の経験が不足して勝てなかったと言っていたが、現在はどう映っているのか A、あのときに比べてチームとして一段と強くなっていると思う。そうじゃないと準決勝であんなゲームはできない
Q、昨年の決勝前は、「もうお前たちに教えることは何もない」という状態まではいっていないと話していたが、今年はどうか A、現時点ではenoughと言える状態だね
Q、夏合宿の試合(8月25日)では相手バックスリーに走られたが A、やられた原因もはっきりしているし、その点は既に修正済み
Q、抱いている試合のイメージは A、スタンドがずっと騒いでいるイメージだね
Q、ファンの方へのメッセージを A、当日は熱い国立にして欲しい。赤黒のフラッグでもマフラーでも、エンジで染めて、とにかくスタンドを埋め尽くして欲しい
Q、覇権奪回への自信は A、手応えはバッチリあるよ。優勝して国立で『荒ぶる』を歌う |