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2024
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第5回豪州遠征記(完全版、最後が抜けてました)

 豪州遠征も残り2日。この日はジャパン対スコットランドを観戦するため、一路タウンズビルに向かいました。起床は何と5時半。前日は夜遅くまで騒いでいたため、2度に渡る飛行機の乗り継ぎはかなり辛かったです。再びヘロヘロでした。
 タウンズビルはメルボルンと打って変わり、激熱。最高気温は30度を軽く超え、常夏のリゾート地という感じです。この遠征で夏と冬の両方を体験したことになるのかな。
 午後は体を動かすために一堂でビーチへ。軽く運動のつもりが、あまりの美しさにみなで海へ飛び込んでしまいました。はしゃぎまわるその姿に地元の人もちょっとビックリ。ワセダのいる所だけ異様な感じでした。しまいにはジャパンと間違われ地元の子供たちからサイン攻め。今日の夜はがんばれよなんて言われてしまいました。試合前に海で遊んでいる選手なんていないのにね。
  そして夜はいよいよジャパンの応援。日の丸のフェイスペイントを施し、超ハイテンションで会場に乗り込みました。昨日のオールブラックスと違い、長閑なところがまたスコットランドらしかったです。バグパイプの演奏を生で聞くことができ、感動でした。民族の叫びを聞いた感じです。
 もちろん応援のメインは英国遠征時にはキャプテンも努めた大先輩・辻さん。タックルはもちろん、パス、キックチェイス、ひとつひとつのプレーに熱い声援を贈り続けました。「スコットランドも嫌がっていたはず」と清宮さんも言った様に、あのタックルは最高!辻さんが英国遠征時によく使っていた言葉・『神風特攻』そのものでした。試合には負けてしまったけれど、辻さんの体を張ったプレーにみな感動したはずです。辻さん、本当にかっこよかったです。残りの試合もワセダ魂で外人にブッ刺さってください!僕たちの声援聞こえてましたよね?
 タウンズビルは本当に周りに何もないため、みんな今日はおとなしく寝ます。明日の起床は何と5時…。辛すぎる…。<HP委員 疋田拡>