2004/3/10
3月10日、すっかり春を思わせる早大・大隈ガーデンハウスにて平成15年度予餞会を開催。『大田尾組』から『諸岡組』へ…。ワセダラグビーがまたひとつ、新たな旅立ちの時を迎えた。 まずは佐藤英善部長より、卒業生へお祝いの言葉、社会人としての心構えが述べられると、続いては3年間チームを率い、親同然とも言える清宮監督が感謝の挨拶。「今日はお疲れ様ではなく、ありがとうと言いたい。この3年間、みんなから色々な物をもらった。本当にありがとう」…。激動の時代を過ごした『大田尾組』にふさわしいこの言葉。送り出す現役部員も目一杯、感謝の気持ちを表した。 そしてこの日のハイライト、『大田尾組』1人1人による挨拶は、「らしさ」満載。笑いあり涙あり、感動の雨あられ(山田、吉永の「最強」ツートップはこの日もキレキレ?でした)。「最高の仲間に恵まれ、幸せだった。みんなに感謝したい」(大田尾竜彦)。あの時があったから…。『大田尾組』はしっかりと、その名を歴史に刻み込んだ。 最後の最後、感動のエンディングでは新たな旅立ちにふさわしく、チーム一貪欲な新主将・諸岡省吾キャプテンソロにより『北風』を斉唱。「ラグビーに取り組む姿勢、貪欲さ、どれをとっても申し分ない」(清宮監督)。「みんなに認められた、その諸岡らしさを出して欲しい」(大田尾)。『大田尾組』から『諸岡組』へ。ワセダは新たなステージへと駆け上がる…。
<諸岡省吾 主将就任の決意>
「大学選手権決勝で負けた悔しさ、清宮さんにしっかりと目に焼き付けておけと言われた関東学院の喜ぶ姿が今も心に残っています。あれから関東学院を見返すにはどうすればいいかを考えました。僕の出した答えは、1人1人が1日1日勝負して、部内で激しい競争をするということです。ワセダは仲良し集団ではない。毎日の勝負で選ばれた15人が国立に立つことができれば、必ず関東学院に勝つことができると思います。赤黒を着ることが保障されている人間なんてひとりもいない。日々勝負して必ずや大学日本一を取り返したいと思います」 |
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