この度はみなさまにご報告させて頂きたいことがあり、主務部屋をお借り致しました。
みなさまにおかれましても、賛否両論、疑問等、色々おありだと思いますが、復帰するに至った経緯、私自身の想いを書かせて頂きます。
まず、チーム自体は3月1日より始動しているのに、なぜこの時期に復帰になったのかということですが、それは私の中で3月一杯は『諸岡組』のメンバーとして過ごすと決めていたからです。やはり同期と同じ時間を過ごす最後の期間であったこともあり、その間は次の年の事については考えられませんでした。自分の中でケジメをつけるという意味で、今年の事を考えるのは4月からにしようと。
その間、私の身の振り方で、多方面の方にご心配をおかけしたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
次に、なぜ復帰するのかという事についてです。自分の中でこの1年をどう過ごすか考えてみたときに、早大生として何か未知なる物にチャレンジできたかもしれません。しかし、そうして1年を過ごしている内に「何か違う」と感じると思いました。やはり、昨年1年でかけがえのないものを手に入れた『諸岡組』の一員として、自分が熱く、感動できるものは1つしか思い浮かびませんでした。
もう一度あの感動を味わえるチャンスがあるのなら、それに賭けてみようという思い、隆道の言葉、そして何よりラグビー、ワセダのラグビーが好きだからです。
同じポジションの後輩には目の上のタンコブと嫌がられるかもしれませんが、私が試合に出られる保証はどこにもありません。正々堂々と勝負をして赤黒を勝ち取り、試合に出場したいと思っています。
『諸岡組』の内橋徹が『佐々木組』のお手伝いするのではなく、『佐々木組』の内橋徹が全身全霊を懸け『荒ぶる』を掴みにいきます。みなさま、どうか本年も内橋徹をよろしくお願いします。