韓国語もだいぶ話せるようになって参りました遠征2日。本日も色々なことがありましたが、余計なことは吹っ飛ばし、試合のことを少々お伝えしたいと思います。
結果は42-33。もっとも大切な観点・勝ち負けということからすれば、十分合格点でしょうが、その内容はいまいち、いや「いまさん」くらいでした(隣の山岡コーチもご不満のようで…)。
「レフリーに人工芝、なかなか難しい試合だった」と、清宮監督が振り返った様に、とにかく???続出のレフリングと、滑りまくる人工芝に翻弄されたという感じです。レフリーに関してはコミュニケーションの問題もあり、しょうがない面もありますが、人工芝には本当にお手上げでした。かなり踏み込まれていたため、まったく引っ掛かる感じがなく、あちこちですってんころりん。1対1で抜群の強さを見せる高麗大は、そんなワセダを尻目にガンガン攻め込んできました。スピードとパワー、そしてうまさも兼ね備えた高麗大の選手(10番、13番、15番は秀逸です)たちは、もちろん素晴らしかったですが、ほとんど滑っていかったのは、このグラウンドに慣れているからだと信じたいです…
前半24分、28分と立て続けにBK陣が翻弄され、いきなり0-14。経験したことのない異様な空間に、選手たちはかなり戸惑っていましたが、31分、35分の『矢富イリュージョン』in Korea2連発で何とか同点で折り返すと、後半はほんのちょっとだけワセダらしさを見せ(6分から24分までの3連続トライはなかなかでした)、勝利することができました。
「ここまでやってきたことを出す」というのが今日のテーマでしたが、まぁ全然ダメだったということです。ブレイクダウン、モール、スクラム、ディフェンス―。新たな取り組みをしているところ、昨年のレベルに追いつかなければならないこと、様々ありましたが、結果は赤点、大目に見てギリギリ「可」。「自分たちはこんななんだと分かったことが1番の収穫です…」。佐々木隆道のこの言葉が、とにかく今日のすべて。これが今のワセダの現実です。
試合のことに思いを馳せると、余りいい気持ちがしないので(笑)、今日はこの辺にしておきます。切り替えももちろん、大事。遠征の残りを目一杯楽しんで、上井草に帰ってからまた出直したいと思います。今日の試合のことも、まぁ日本に帰ってからゆっくりとお話できればいいかなぁと―。
最後にひとつだけ。試合の方は「いまさん」って感じでしたが、その後の懇親会では圧勝しておきました!マッコリ早飲み競争にのど自慢。双方『ULTIMATE CRUSH』で、アジア王座は防衛!!!意地は見せられた、かな…。
まだまだフィーバーしている学生もいるようですが、今日はお開き。マッコリ早飲み競争、熱かったなー