現在1月9日・午前3時40分・・。
誓い通り、国立で「荒ぶる」を手に入れ、今まで戦友たちと飲んでいた。
今日の副務部屋は「荒ぶる」について書きたいと思う。
「荒ぶる」とは早稲田大学ラグビー部の第2部歌である。この歌は日本一になった時にしか歌うことのできない歌ということはよく知られている。しかし、「荒ぶる」が、優勝した年の4年生しか結婚式・葬式で歌うことが許されない歌ということはあまり知られていない。つまり、今日の「荒ぶる」は35名の4年生の「荒ぶる」なのである。そこがとても重要なところなのだ。優勝はワセダの優勝なのだが、「荒ぶる」は4年の「荒ぶる」なのだ。
さっきまで同期の3年生と飲んでいたが、決して「祝勝会」ではなかった。いわば、「来年の荒ぶるへの誓いを立てる会」でした。
3年の飲み会ではしきりに「来年だ!来年、必ず荒ぶるを歌う!今日の荒ぶるは佐々木組の荒ぶる。来年、俺らの荒ぶるを絶対とる!」という言葉がいきかう。
そういう気持ちもあり、3年は学年会では「荒ぶる」を一度も歌わず「北風」を歌った。来年、優勝して「俺らの荒ぶる」を何百回も歌ってやる。
今日の「荒ぶる」を獲得した佐々木組4年には最大の敬意を表し、我々後輩は新たな「荒ぶる」への道に突き進みます!もちろん、佐々木組はこれから日本選手権で社会人を倒すため、まだまだ走り続けます。
最後に・・、ファンの方々へ、皆様は最高です。
皆様の応援の声は選手を勇気付けてくれました。
皆様の振る赤黒の旗は選手への追い風となりました。
本当にありがとうございました。
どうぞ、これからも応援よろしくお願いします。
日本一早稲田大学ラグビー蹴球部・副務高橋興平