「トヨタ戦を前にやるべきことはすべてやった。明日は自信を持って思いっきり戦って来い」(清宮監督)―。2月11日、透き通るような青空の下、対トヨタ戦試合前練習を実施。『佐々木組史上最強伝説』完結へ、すべてのことをやり遂げました。
夢の打倒・トップリーグへのテーマは、『ワセダアイデンティティ』。小さな者が大きな相手にいかにして勝つか。『継続』『高速』『精確』『激しさ』、そして『独自性』…。「明日はワセダにしかできない試合をする」(主将・佐々木隆道)―。厳かな雰囲気のなか最終確認(ちなみにセコム合同練習では相手を圧倒してきました)を終え、史上最『狂』佐々木組の心はひとつです。
「もう言うことはない。すがすがしい気持ちがする」と、主将・佐々木隆道が『あのとき』と同じ言葉を口にすれば、奇跡の復活・五郎丸歩も「あとはやるだけ。ヘッキャもあるし万全です」と、出撃への準備は完璧。
明日はひとつのパス、ひとつのタックルに魂込めて戦いますので、皆さんも清宮監督の言う『極限の静寂と大歓声』(一時もプレーから目を離さないで、2万人がプレーヤーと同じ呼吸をするイメージです!)で、ワセダを後押ししてください。赤黒を身にまとう代表戦士も、ともに戦う部員も、スタンドの声援も、そのすべてが『ワセダらしく』…。2006年2月12日、『佐々木組』がラグビー界の歴史を変えます!