監督の中竹です。先日、アメリカンフットボール・オービックシーガルズを訪問する機会を頂戴しました。HP上ではありますが、その報告をさせて頂きます。
私は前々から他競技のコーチングテクニック、組織マネジメントに興味を持っており、特に、ラグビーと共通点の多いアメリカンフットボールは参考にしたいと考えていました。
今回は縁あって、オービックシーガルズさんを訪問する機会を得ることができ、夏合宿最終日の8月31日(日)、東京へ戻る前に、この夏の最後の仕事として、習志野のグラウンドを訪問させて頂きました。
シーズン開幕前の最も重要な練習日であるにも係わらず、大橋ヘッドコーチ(写真右)に、グラウンドで直接、解説を頂き、感謝に絶えません。
私が、特に興味をもった点は、フットボールのステップワークとコンタクトスキル。ラグビーの分野でも、ステップの練習はどこも取り入れているものの、その指導の細かさとトレーニングメニューが綿密に体系化されてい点においては、とても学ぶべきところが多いと感じました。コンタクトスキルにおいても、1対1での攻防はとてもは迫力があり、敵への圧力のかけ方、最初の一歩への拘りはすさまじいものでした。
また、組織マネジメントという点では、コーチ同士の連携はもちろん、他部門のスタッフとの連携が完璧で、一日の練習が流れるように過ぎていきました。練習のリズムとテンポ、トレーニングの組み立て、ミーティングの進め方などは、ラグビー界では見ることができない、ハイレベルなシステムが確立されていました。これは本当に驚きです。加えて、社会人の練習に対する自律した姿勢は、学生にはぜひ学んで欲しいと思いました。
その他、勉強になった点はここでは書ききれないほどです。今後も、シーガルズさんとは連携ができればと思っています。共に、日本一を目指し、実現しましょう!
来週10日は東京ドームでIBMと開幕戦。みんなで応援したいと思います。1万人プロジェクトに協力します。
オービックシーガルズの皆様、そして大橋ヘッドコーチに厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
やはり他競技から学ぶことは多いと、今回改めて実感しました。次回は、バスケットボールを訪問したいと思っています。