『ゴールデンカード』ここに復活! 12月8日、東京は丸の内オアゾ・○○広場(おおひろば)にて大学選手権抽選会を開催。出場チームの代表者が集い、決戦への火蓋が切って落とされた。
まず対抗戦、関東リーグ戦、関西リーグ戦の各2チームによる抽選で、主将・豊田将万が『9番』枠を引き当てると、その数分後、何と関東学院大・土佐誠主将が背番号と同じ『8番』=対ワセダ戦枠をゲット。何という運命…。何たる引きの強さ…。「さすがに土佐は違いますね(笑)」(主将・豊田将万)。何かに導かれるかのように、『ワセダ・カントー』、いきなりの対決が(@熊谷・14:00KO)が実現した。
「1回戦で関東、2回戦で関東、準決勝で関東、決勝で関東。そういう気持ちで1年間やってきたので大丈夫です!」と、豊田将万がキッパリとその決意を述べれば、「ワセダだけは引くなと言われていたので、怒られてしまいそうです…」と申し訳なさそうにしつつ、土佐誠もどこか笑顔。ワセダと関東にしかできないバトルを!波乱のシーズン? そのトレンドは『ゴールデンカード』が吹き飛ばす!
……抽選会後、東京駅へ向かおうと出口に進むと、偶然にも関東学院・土佐主将、桜井監督と鉢合わせた。こんなところでも一緒になるのか。あまりにすごいタイミングにお互い思わず苦笑い。そして東京駅までの数分間は呉越?同舟。「いやぁ、すごいことになったなぁ」「がんばろうぜ」。豊田将万と土佐誠。そこにはワセダと関東にしか流れない、あの空気が確かにあった……
※その他の組み合わせ、トーナメントの詳細につきましては、日本協会HPにてご確認ください。
<覚悟は決まった!抽選会後、すっきりとした表情を見せた主将・豊田将万>
「いやぁ、来ましたね。さっきからみんなの電話がすごいです。興奮して、昨日の負けをさっきまで忘れてました…(笑)。関東は最高の相手です。土佐はワセダだけは引くなと言われてたみたいですけど…。この抽選結果は間違いなく今年一番のカンフル剤です。これで気持ちの整理がついたというか、これから戦っていく覚悟ができました。トーナメント表を見て思うところは…、何もありません。もう関東しか見てなかったので。そこだけに意識が集中していて、他の組み合わせ分かりませんでした。20日までの期間は、もうできることはすべてやります。ポイントはすべてです。相手は関東ですから。ワセダと関東は特別な関係。それが見ている方にも伝わるような試合ができればと思っています」
土佐誠・豊田将万、帰りの道すがら、おしゃれな抽選会場をバックに
「やっぱり東京は都会やなぁ~」(土佐)
「いやいや、横浜もそんなに変わらないでしょ」(豊田)