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2024
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ジャパンセッション第二弾 グラントとワセダの約束!

 ハイ、シュ~ゴ~!ガンバッテイキマショ~! 9月26日、日本代表アシスタントコーチ、グラント・ドゥーリーが上井草に降臨。大好評だった夏合宿でのセッションに引き続き、たっぷり2時間半、ジャパンのメソッドを吸収した。

 今回のメインテーマは、ワセダの運命を左右する「近場のディフェンス」。ライバルたちが執拗に仕掛けてくるであろうアタックをいかにして跳ね返すか、自分たちのペースに引きずり込めるか。ワセダの誰しもが強く意識するポイントだけに、自然とそのセッションは熱を帯びた。「ヒクク~!」「モット、ハヤク~!」「コミュニケーション!」。グラントの教えは、シンプルにして奥深く、実にスッと心に入ってくるもの。そして、要所に散りばめられた確かな拘り。「細かい部分はやっぱり勉強になりました。例えば、ブレイクダウン周りでどう動き、ムダをなくすか。なるほどなと。ベースのところは同じなので、自分たちの取り組んできたことに自信を持ってやっていけば、東海でも帝京でも大丈夫だと思います」(FWリーダー・中村拓樹)。

 みっちり1時間、近場のディフェンスを磨いた後は、ワセダが未だ手をつけていない部分を先取り学習。最後は「チョット、コンペティションネ」の一言によるFW対BKの真剣?勝負で、その成果を確認し合った。気になる結果は…。

 2度のセッションを経て、グラントとワセダはすっかりファミリー。「Waseda no more TRY. challengeネ!」。「OK!ダイジョ~ブ!」。これ、グラントとワセダの約束―

<確かな手応えとリーダーの責務を痛感する中村拓樹>
「今日も色々なことを教わりましたけど、ワセダのやっていることに間違いはないと改めて思いました。特に勉強になったのはやっぱり細かい部分です。例えば近場のディフェンスに関してであれば、ブレイクダウン周りでどう動き、ムダをなくすか。なるほどと思うところがたくさんありました。ベースのところは同じなので、自分たちの取り組んできたことに自信を持ってやっていけば、東海でも帝京でも大丈夫だと思います。自信を持つことだなと。もうひとつのセッションについても、手応えを掴みました。もうちょっと練習すれば、ここも問題ないです。ワセダでやっていることをジャパンもやっているというのは、自分たちは間違っていない、レベルの高いことに取り組んでいるということ。あとはそれをやる選手のレベル。今日でもまだグラントに同じことを言われてしまっているところがあるので、そこは改善しなくてはいけないです。それでは意味がないですから。1つ前に言われたことを心に留めて、いかに発展ドリルをしっかりできるか。そういうところでの意識がまだまだ低い。そこはリーダーの仕事だと思っています」