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2024
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対東海大C 「らしい」ゲームでリベンジ達成!

 
 「今日はやりたいことができたと思う」(FB黒澤健)。夏のリベンジを果たすべく挑んだCチーム。3カ月前の対戦とは打って変わって形勢逆転、ワセダが試合をリードする展開となった。
 前半9分にラックから右へ展開、ボールを受けたロック松渕真哉が相手を吹き飛ばし、そのまま先制トライを決める。23分にも素早い連続攻撃から最後はCTB下平泰生がゴール中央へ走り込み、トライを追加。トライこそならないものの、幾度となく敵陣ゴール前に攻め込むワセダ。自陣に迫られても、「練習からずっとやっていた」(黒澤)というゴール前ディフェンスでしっかりと抑えインゴールは割らせない。そのまま14-0で前半を折り返した。
 後半に入り、8分に再び松渕がトライをあげる。更にその8分後、自陣でのラインアウトから展開して、ボールを受けた下平が突破。26-0とリードを広げた。このまま完封といきたいところだったが、ここからワセダのミスが目立ち始める。「ワセダはペナルティすると、キックでいかれて、モールでとられるというのが多い」(黒澤)。まさにその通り、21、38分といずれもモールを起点にトライを献上。終盤は自陣にいる時間が長かったが、26-12と2トライ差に留めての勝利となった。
 辻コーチも「ナイスゲーム。Cチームらしい試合が出来たんじゃないか」と評したこの試合。3カ月前と、何が違うのだろうか…。「夏の時からみんな意識が変わって、あの時負けた悔しさをバネに頑張ってきて、今日があると思う」(No8河原崎務)。その思いを結実させ、見事にリベンジを果たしてみせた。

圷萌奈


FB黒澤健
「FBやるようになってまだ少しなので、ポジション的な責任が大きいと思っていて、個人でやらなくてはいけないことをしっかりやろうと思ってました。FBは先々週の関東学院大戦からです。急遽やることになって、その時はDチームだったんですけど、FBのままCチームに上がりました。SOは頭をすごく使いながらプレーする感じなんですが、(FBには)その苦しさはあまりないですね。後ろにいて、少し考える時間があるので、やりやすいです。キックも生かせるので。今はたまにいいキックが出るので、ミスをなくして、もっとできるようにやっていきたいです。僕は夏の東海大戦は、もともとDだったんですけどインフルエンザの関係でCで出ました。今日はあの時と向こうのメンバーもほとんど同じだったと思いますけど、夏は苦しい試合でした。やってても思うようにいかなくて、気持ち的にも体力的にもきつかった。でも、今日はやりたいことができたと思います。自分の中でもいい試合でした。これはよく言ってることなんですが、ワセダはFWが小さいので、ペナルティすると、キックでいかれて、モールでとられるというのが多いんです。だからノーペナルティがすごい重要になる。あとはペナルティの後のゴール前ディフェンスも練習からずっとやっていたけど、後半は出来てなかったですね。自分もFBとして後ろにいて、そこには絡むのでもっと頑張っていきたいです」

No8河原崎務
「東海大には夏負けていて、来週には早慶戦もあるし、ここで僕らが勝ってAチームにも勢いつけられるように、勝つことだけ意識してやりました。先週よりかはいい出来と思いますけど、まだ上に行ったら全然通用しないので。これから一つ一つ自分のいいところを伸ばしていきたいです。夏の時からみんな意識が変わって、あの時負けた悔しさをバネに頑張ってきて、今日があると思います。後半はペナルティとかの連続ミスを突かれて、トライを取られました。相手が上手かったのもあります。もっとディフェンスの練習をしないといけないです。辻さんには終わった後、「ナイスゲーム。Cチームらしい試合が出来たんじゃないか」と言ってもらいました」