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2024
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対埼工大 試合のデキも80点?


 80ー12。FW、BKともストレスなく、気持ちよく走り続けた。少しフェーズを重ねれば、そのほとんどがトライになった。この春ワセダとしての最多得点差ゲーム。……しかし、中身をよくよく見ていくと、満足の二文字には程遠かった。 前半だけで7トライ。後半も立て続けに5つのトライを積み重ねるも、「もっとユニットで攻めたかった」(大塚)、「本当なら止められているところがあった」(河原崎)とFW、BKそれぞれの核が言ったように、チームのクオリティとしてはあと一歩。テンポの早さ、どこからでもいくの姿勢はワセダらしく、見所十分。でも…、ミス、ペナルティの多さは要反省。まだまだいける。この日も自分たちの目指す形が見えたからこそ、そのなかでの至らなさ、やるべきことがハッキリ分かった。
 そして残り5分、いずれもタックルミスから奪われた2つのトライは言語道断、ワセダとしてあってはならないもの。「まだまだ課題がたくさんです…」(大塚)。春残り一ヶ月。セカンドチームには、やるべきことが山程ある― 

<ボールタッチ多く持ち味を発揮した河原崎務>
「得点差はつきましたけど、2本とられてしまったのはダメですね…。0に抑えないと意味がないというか。アタックに関しては、だいぶテンポも上がってましたし、ワセダのラグビーがでたのではないかと思います。春先に比べたら、FWもランナーにセットできるようになってきましたし、まぁまぁかなと。徐々に目指している形が自分達のものになってきている感じです。今日は本当なら止められているようなところもあったので、 何とも言えない部分もありますが…。個人的には一年生だった昨年違って、自分が引っ張っていくんだという気持ちがあります。プレーの面で言えば、ディフェンス、タックルがもっとできるように。昨年はケガをして春はプレーできずにずっとジュニアだったので、今年はケガなくシニアでプレーして、ひとつでも多く、ワセダの伝統であるタックルを引き継いでいきたいと思います」

<80分激しく前に出続けた大塚悠介>
「CTBのところで思い切りタテに行くところが決まるとリズムがよくなりますが、今日はBKが大外に行き過ぎて、そこで止められてしまってました。もっとCTBを絡めたアタックをしていれば、ワセダのラグビーができたのではないかと思います。BKとしては拘りが足りませんでした。外に行くこと事態はいいんですけど、今日は飯田が勝負して抜いての2対1という形が多かったので。もっとユニットで攻めたかったです。自分としては1対1に拘って、必ずゲインするという意識でした。自分なりのよさは出せたのかなと思います。この先も1試合1試合悔いの残らないように全力を出しきって上に絡んでいくだけです。後輩たちを引っ張る責任あるプレーをします。チームとしてはこの一週間ディフェンスに拘ってきました。前半はせの成果が出ましたけど、最後に甘さが出てしまいました。まだまだディフェンスの形、フィットネス、課題はたくさんです」