帝京大戦を翌日に控えた11月2日、すっかり秋の気配漂う上井草にて試合前練習。ひとつひとつやるべきことを確かめながら、最終調整を行った。
周囲の喧騒?を他所に、スキッパー・有田隆平はあくまでも自然体。今を生き続けるチームの象徴には、寸分のブレもない。「特別な気持ちはありません。ひとつひとつ全力で戦ってきたこれまでと同じ、また目の前にある大事な試合という気持ちです。勝つために必要なものは、ブレイクダウン、1:1、それこそプライドの部分。うまさとかそういったものではなく、ワセダのプライドが問われる試合だと思っています…」。『有田組』の行く末を決める戦い。ワセダには、絶対に譲れないものがある―