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2024
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対大東大B 『チームの総合力で快勝!』

チームの総合力で快勝!
 
 春季オープン戦を圧倒的な強さで勝ち続けている早大B。連勝記録を伸ばすべく大東大Bと対戦した。試合は前半から早大Bが有利に進める。後半に入り、大幅にメンバーを入れ替えるも戦力は落ちることなく、結果は75-10の完勝で力の差を見せつける形となった。 

 試合は開始7分に動いた。スクラムから展開し、NO・8小谷田祐紀(文構2=東京・早実)がトライ。続く11分にも小谷田が果敢な突破を見せ、パスを受けたCTB飯野恭史(商2=東京・早実)がインゴールに沈めた。攻撃の手を緩めない早大Bは14分、ハーフウェイライン付近のスクラムから抜け出したWTB荻野岳志(先理2=神奈川・柏陽)が敵を置き去りにする快走を見せ、トライを挙げる。その後も荻野は2トライを決めるなど、果敢に攻め続けた。早大Bは34分に相手ボールのラインアウトからトライを許したものの、終始敵陣でのプレーを見せる。相手にほとんど好機を作らせることなく前半を32-5で折り返した。 

 後半最初の得点は4分だった。フッカー高家崇徳(創理4=埼玉・早大本庄)がラインアウトからのモールトライを決める。その後は後半に入り大幅に選手を入れ替えた影響もあってか、前半よりも自陣へ攻められる場面が目立つようになる。しかし、途中交代のSH吉田有輝(人2=大分舞鶴)とWTB山崎智朗(スポ4=東京・国学院久我山)が2トライを挙げるなど躍動。攻撃の質は前半より増し、早大のチーム力の高さをうかがわせた。最終的に試合を通して13トライ5ゴールを奪い、得点は75-10の大勝。危なげない試合運びで勝ち星をつかんだ。 

 きょうも快勝を収め、今季6連勝と絶好調の早大B。後半に投入されたCチームの選手の活躍も目立ち、早大の層の厚さを見せつけた。しかしまだ要所で細かいミスも目立つ。その筆頭として挙げられるのは、試合開始直後での相手のキックオフからのノックオン。ゲームキャプテンを務めたフランカー岩丸和弘(基理4=東京・本郷)が「あれがなければもっと楽に勝てた」と語るように、反省点も残った。次の試合は春季オープン戦の最後となる東海大戦。これまでの試合で生まれた自信と反省点を活かし、全勝で春季を終えてほしい。 
(早稲田スポーツ新聞会 近藤万里奈)

◆コメント
フランカー岩丸和弘ゲームキャプテン(基理4=東京・本郷)
――きょうの試合を振り返って
最初の10分にかけようと話していたんですけど、自分が試合の最初の方にノックオンしてしまいました。自分がクリーンキャッチしてミスなく進めていればもっといい流れで楽に勝てたかなと思いますね。前半僕のミスを皮切りにミスが多かったです。思い切りのいいミスはいいんですけど、試合の入りだったり消極的なミスは次の試合にはなくしていけるようにしたら、もっといい試合運びができるのではと思いました。
――後半はどうでしたか
僕は交代してしまいましたが、今週のワセダのテーマが「セレクション」ということもあって下のチームの人も試合に出すというのがありました。いろんな人が試合に出る中でいいゲーム運びができたんじゃないかと思います。セットプレーとかは合わせてないのでやりにくいところもあったと思います。それでも前に行く姿勢は下のチームとかに関係なく意識は高かったです。だからミスが多くていいプレーが見せられないと、すぐに下のチームに落ちるという危機感は僕も含めてみんな感じたと思います。
――連戦の疲れはありますか
正直あると思います。それでも疲れを次の試合に残さないというのもスキルだと思いますし、そこまでが練習というか、ワンセットだと思うので。次の試合に疲れを残すのは自分の責任だと思うので、そこはしっかりリカバリーしていきたいと思います。
――最終戦への意気込みを教えてください
春シーズンは1年生の試合は抜いて全勝で来ているので、黒星が絶対に無いようにしたいです。東海大に勝って、いい春オフを迎えたいと思います。

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