早稲田大学ラグビー蹴球部WASEDA UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL WEBSITE

Beat Up

2024
  • SpoLive

『ことしも北風祭は大盛況!』

『ことしも北風祭は大盛況!』
北風祭 7月5日 早大上井草体育館

 ことしもこの季節がやってきた!ラグビー蹴球部が早大生や地域の方々と触れ合う年に一度の祭典・北風祭。ことしのテーマは『みんなでひとつになろう』。昨年同様に多くのサークルも参加し、学生との距離を縮めるべく開催された。あいにくの雨のためグラウンドではなく体育館での縮小開催になったものの、選手による工夫を凝らしたラグビー体験が大好評。後半は参加したサークルのパフォーマンスなどで盛り上がり、北風祭はことしも大盛況となった。
 
 オープニングで登場したのは、ワセダクラブのチアリーディングチームであるTeddy Bears。かわいらしい演技で一気に会場を盛り上げた。その後は学生やファンを対象にラグビー体験を実施。パスやラインアウトのジャンパー体験など、選手が主体となって、ラグビーを身近に感じてもらえるような取り組みを施していく。また、選手が普段使用しているツイスターバッグやバイクの体験や、チャリティーオークションも行われた。
 
 後半はこの日参加した団体による演技を行った。今年が初参加となった怪獣同盟やアカペラサークルのChoco Crunchが観客を魅了するパフォーマンスを披露すると、昨年も参加したバンザイ同盟なども会場を大いに沸かす。そして、この日一番の歓声が起きたのは、フロントローの部員による『となりのトトロ』。グラウンド上では見られない、選手たちの体を張った演技に会場は大爆笑の渦に包まれた。最後は早明戦の告知や応援部による校歌の後、参加者全員で円になって部歌『北風』を歌い、北風祭は幕を閉じた。
 
 雨天の影響で、予定していた運動会などすべてのプログラムを実施することはできなかった。それでも、北風祭を取り仕切った桜井正敏(政経4=東京・早大学院)が「結果オーライ」と話すように、狭い空間だったからこそ、選手とお客さんとの距離をより縮めることができ、北風祭はことしも成功を収めたと言えるだろう。そして、「お客さんと一体となってワセダラグビーを盛り上げていく、そんな発信の第一歩」(桜井)という言葉の通り、北風祭を機にこれまでラグビーを観たことがない早大生にも、ぜひ会場へ足を運んでほしい。
(早稲田スポーツ新聞会 菅原拓人)
 
 

桜井正敏(政経4=東京・早大学院)
――代表として終えたいま、北風祭の感想を聞かせてください
天候の関係などで不規則なスケジュールにはなってしまったのですが、最終的には狭い空間で全体の一体感を感じられる結果になったので、すごくよかったと思います。
――今回の北風祭に対し、どのようなコンセプトをお持ちでしたか
『みんなでひとつになろう』というテーマで行いました。これまでの北風祭も楽しかったのですが、部員とお客さんの距離が遠いように感じたので、もっと距離を縮められるようにしてきました。
――選手の皆さんにとっても距離は縮まった実感はありますか
そうですね。部員演芸の評判もよかったと思いますし、最後に皆さんと肩を組んで『北風』を歌えたということも僕自身が感動しました。これを機に、少しでも多くの方がワセダラグビーに魅力を感じてくれればいいなと思います。
――今回も新たに参加するサークルがありましたが、呼びかけを行ったのでしょうか
幹事長の方1人1人にご連絡させていただいて、参加していただきました。
――雨天により体育館での開催になりましたが、影響は感じましたか
あったとは思いますが、結果オーライだと思っています。屋内だと音の響きもあったり、お客さんと近く、たくさんの人がいるように感じられたりしてよかったです。
――早明戦の告知もありましたが、早明戦に向けてどのように取り組んでいきたいですか
早明戦のみならず、秋の(関東大学)対抗戦など、いろいろな方が応援してくださる声援が、僕らがつらい時も一歩踏ん張ることができる大きな力になると私自身も実感することが何度もありました。なので多くの方に足を運んでいただきたいですし、お客さんと一体となってワセダラグビーを盛り上げていく、そんな発信の第一歩になれたのではないかと思っています。