第七回週刊ワセダラグビー「高麗大学戦報告」
早稲田ラグビーファンの皆様こんにちは!今回の週間ワセダラグビーは5月8日に行われた高麗大学との定期戦と、その後大隈ガーデンハウスで行われたアフターマッチファンクションについてご報告したいと思います。
デザインオフィスnendoの佐藤オオキさんにデザインしていただいたアシックス社製のNEWアカクロジャージ(ジャージの詳細はBE THE CHAINのページをご覧ください)のお披露目の場であり、アシックスさんや共立メンテナンスさんなど様々な関係者の皆様のサポートの下、新しい早稲田ラグビーをファンの皆様にお見せする新チームの第一歩となる重要な試合でした。新体制となり3月、4月と積み上げてきたチームディフェンス、ブレイクダウン、スクラムを発揮することにフォーカスして臨みました。結果としてはNO8宮里侑樹(2年名護商工)の独走トライやWTB本田宗詩(4年福岡高校)の4トライの活躍もあり36—17で勝利し、昨年のリベンジを果たしました。
チームディフェンスではチームの新たな指標としているダブルタックル率も昨年の帝京戦や東海戦から約10パーセント以上上昇し、ブレイクダウンでもターンオーバーされるシーンはなく、スクラムも高麗大学に押し込まれたりもしましたが後半には押し返し、ペナルティを獲得した場面もありました。まだまだ多くの課題はありますが、初戦としては一定の成果を示すことができました。しかしこのままでは帝京、東海、明治などには勝つことはできません。この先続く連戦で一つ一つ積み上げレベルアップしていきます。
(両校のプライドがぶつかったスクラム)
(試合終了後両校で記念撮影)
ゲームを終え、大隈ガーデンハウスにてアフターマッチファンクションが行われました。両校の部長からの挨拶があり、言語が違う中でも身振り手振りや携帯の通訳機能を使いながらお互いに食事をし、楽しく交流しました。また会場には早稲田が初めて高麗大学に遠征した時の早稲田の主将であった佐々木隆道(H18卒 日野自動車)さんもいらっしゃっており、「試合の結果も大事だが、こうした国際的な繋がりを大事にしてほしい」と挨拶されました。最後に両校の主将からの挨拶、部歌斉唱、エール交換ののち記念品の交換をしてアフターマッチファンクションは終了しました。
(左から高麗大学副将李珍爀、主将鄭富鉉、早大主将桑野詠真、副将本田宗詩)
毎年行われている高麗大学との定期戦はお互いにゲームの勝ち負けはもちろん重要なのですが、それ以上に国が違うチーム同士交流を深めることで世界に仲間ができるということは本当に貴重なことだと思います。普段の生活では触れることの少ないハングルを直に聞き韓国のお酒を酌み交わすというとても有意義な時間を毎年過ごすことができています。この関係をこれから先もしっかりと続けていきたいと思います!
以上第七回週刊ワセダラグビーでした。