第十回週刊ワセダラグビー 「マネージャー特集」
週刊ワセダラグビーをご覧の皆さま、こんにちは!
今回の週刊ワセダラグビーはマネージャー特集です。常に陰で選手をサポートするマネージャーたち。どんな人たちがどんなことをしているのか知りたい方も多いのではないでしょうか。そこで今回はマネージャー達にマネージャーになったきっかけ、どんなことをしているのかなどアンケート形式で様々なことを聞いてみました!
(前列左から2年一宮、4年平賀、3年南場
後列左から1年小泉、1年大根田、1年安住)
・なぜマネージャーになったのですか?
平賀 (4年):兄が花園に出場している姿を見て、私も部員として花園の舞台に立ちたいと思ったからです。大学合格が決まった時に、大学日本一になれるチャンスがあると思ってマネージャーを続けることにしました。
南場(3年):国際協力に興味があり、全然違いますが人を助ける、サポートするという点ではちょっと似ていて学べることがいっぱいあると思ったからです。
一宮(2年):家が東伏見のグラウンドの近くにあったこともあり、幼い頃から親に連れられて早稲田のラグビーを見てきました。初めて国立で荒ぶるに立ち会ったとき、満員の国立での早明戦を観に行ったとき、この感動を作る側の人になりたいと強く思ったからです。
小泉(1年):高校の先輩や同級生からラグビー部の話を聞いて興味がわいたからです。また大学生活を充実したものにしたかったからです。
安住(1年):高校でもラグビー部のマネージャーをしていて、もっと上の世界を見てみたいと思ったからです。
大根田(1年):はじめは選手になろうと思い、早稲田大学ラグビー蹴球部の門を叩いたのですが、準備が足りなかった自分には厳しい新人練習を耐え抜くことは出来ないと感じ、選手になることを諦めました。その時に、山下監督の早稲田の日本一のためにはスタッフも日本一にならなければならないという強い思いに感銘を受け、マネージャーとなることを決めました。
・どんなお仕事をしているのですか?
平賀(4年):私は、部全体の会計業務やラグビー協会との窓口業務などを担当しています。部全体でかかる様々な経費の振込や現金の管理をしています。ラグビー協会との窓口としては、新年度の選手登録から、試合での必要資料の作成提出、時には試合でのアナウンスなども担当しています。また、主副務とともに、試合や遠征の運営なども行っています。
南場(3年):よくこの質問聞かれるんですけど。私たちにとって当たり前のお仕事でも世間的にみんなが想像しているものとは違うみたいです。一言では説明できないようないろいろなお仕事をしています。
一宮(2年):試合準備や遠征手配などの試合や練習に直結した仕事から、経理や書類作成など本当に様々です。私は主に学校との渉外を今は担当しています。
小泉(1年):試合準備、グラウンド設営、スコア管理などです。
安住(1年): 私も試合の準備や倉庫の管理、先輩方の補助をしています。
大根田(1年):まだ始まったばかりで右も左もよく分からない状態なので、先輩方に指示されたことを迅速かつ正確に行うことを意識しています。
・マネージャーとして日々心がけていることは何ですか?
平賀(4年):部活以外の時間でもラグビーに触れることです。部活動以外の時間で選手の練習の映像やMTGの映像を見ることで選手や監督コーチの考えを汲み取っています。
南場(3年):言葉遣いを特に気をつけています。日本語って難しいですよね。まだまだ未熟者なので、いろいろな方を見て勉強しています。
一宮(2年):ありきたりではありますが、感謝の気持ちを忘れないこと。そしてどんな時でも、 応援してくださる方がいらっしゃることを忘れないことです。
小泉(1年):選手が最高のコンディションでプレー出来るように日々ベストの仕事をしようと思っています。
安住(1年):些細なことにも気を配り、ミスや抜けがないようにすることです。
大根田(1年):日本一のスタッフ集団となるためにどうするべきなのかを考えています。
・仕事のやりがいを感じるときはどんなときですか?
平賀(4年):なぜこの仕事が必要で、この仕事をすることがチームにどう繋がっているか、考えながら仕事をしているので、すべての仕事のひとつひとつにやりがいを感じています。
南場(3年):マネージャーはいてもいなくても、変わらないような存在だけど、その中でプラスになれるように自分ができることを見つけるのがやりがいです。
一宮(2年):いつも応援してくださるファンの方や保護者の方、地域の方々などに激励の言葉を頂いて、多くの方の期待を感じるときです。また、普段グラウンドに出ることが少ないのでラグビーと真摯に向き合う選手の姿を見られたときです。
小泉(1年):日々新たな発見があり、何事にもチャレンジするという楽しさがあります。
安住(1年):選手が必死にプレーしているところを見て、ほんの少しですが自分も力になれていのだと実感するときです。
大根田(1年):日々の仕事に没頭していて、やりがいを感じる前に時が過ぎているような気がします。
・期待する選手は誰ですか?
平賀(4年):梅津友喜(1年 黒沢尻北)。同じ高校の後輩として、頑張ってほしいです!
南場(3年):鶴川達彦(3年 桐蔭中等)。帰ってきたらセンターからプロップに変わっていたので、とても期待しています。
一宮(2年):桑山聖生(2年 鹿児島実業)。怪我の間の悔しさを今季はプレーにぶつけてくれると思います!弟の淳生と共に、グラウンドで躍動する姿を早く見たいです!
小泉(1年):中野将伍(1年 東筑)。人一倍大きな身体で活躍してくれると思います。
安住(1年):齋藤直人(1年 桐蔭学園)。正確な判断力と鋭いパススキルを持ち、試合において良い流れを作ることができる選手だからです。
大根田(1年):齋藤直人(1年 桐蔭学園)。同年代のラグビー選手の知識が中学で止まっているのですが、中学の頃から凄いSHが神奈川にいると聞いていたのでそのイメージが強いからです。
・マネージャーに興味がある人に向けてメッセージをお願いします!
平賀(4年):ラグビーを知らなくても、やる気と根性があれば絶対に大丈夫です!
南場(3年):少しでも興味がある人は是非新人練習期間に一度体験していただきたいです。正直楽しいことばかりではないですよ。でもその分それを超えるものがたくさんあります。やってよかったって絶対思います
一宮(2年):本気の人を支えるということは同じだけの覚悟が必要ですが、その分自分の活動を誇らしく思えるし、価値のある活動だと思えます。皆さんの選択肢に早稲田ラグビーを入れていただければ嬉しいです!
小泉(1年):本気で日本一を目指せる環境はなかなかありません。一緒に目指しましょう!
安住 (1年):大変だなと思う時もありますが、「今しかできないこと」に挑戦することは必ず自分の財産になります。自分もまだ新人ですが、一緒に頑張れることを楽しみにしています。
大根田(1年):マネージャーは女性だけのものではありません!男性でもマネージャーに興味がある方はぜひ目指してほしいです!
・マネージャーとしての今年の抱負をお願いします!
平賀(4年):高校からラグビー部のマネージャーを始め7年目になります。今年こそ日本一を奪還し、チームのために死力を尽くします!
南場(3年):常に謙虚な姿勢を忘れず、たくさん学んで、日々成長していきます。
一宮(2年):余裕を持って周りを見渡して、細かい部分まで気にかけることができるマネージャーになります!!
小泉(1年):ラグビー素人の私ですが、勝利のため、日々ベストなサポートをします。
安住(1年):日本一奪還のため、選手と同じ向上心、且つスタッフとしての冷静さを常に忘れずに頑張ります!
大根田(1年):あらゆる仕事とその目的をしっかりと理解し自分達がやるべきことを考え実行できるようになります。
いかがでしたでしょうか?今回の特集で早稲田ラグビーのマネージャー達について少しでも理解していただけたでしょうか?早稲田ラグビーに興味があるあなた!日本一を目指しているのは選手だけではありません。マネージャーその他スタッフ一同も日本一を目指し戦っています。選手としてではなくても日本一を目指せる環境がここにはあります。少しでも興味がある高校生たちの選択肢の幅が広げられたら幸いです。
来週は分析特集をします!以上週刊早稲田ラグビーでした。