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オール早慶明3大学ラグビーをご支援頂いた全ての皆様へ

2018年2月吉日
オール早慶明3大学ラグビーを
ご支援いただいた全ての皆様へ
 
早稲田大学R.O.B倶楽部     会長 大東 和美
慶應義塾體育会蹴球部 黒黄会  会長 松井 誠司
 明治大学ラグビー部OB倶楽部   会長 森  重隆
「オール早慶明3大学ラグビー 東日本大震災復興支援チャリティーマッチ終了について」
 オール早慶明3大学ラグビーをご支援頂いた全ての皆様にご報告があります。3大学代表者で検討の結果、残念ではありますが表題にありますように、昨年を最後として、本年以降の開催を断念することとなりました。
 ご承知の通りオール早慶明3大学ラグビーは、1968年より今日まで半世紀にわたる歴史ある試合として、継続的に開催されてまいりました。そのスタートにあたっては、コンセプトに「オフシーズンに国内トップレベルの試合を提供する」を掲げ、各校のOB・学生のトップクラスの選手による最強チームの対抗戦として位置づけてまいりました。毎年3日間(3週)の日程、ラグビーのメッカ秩父宮ラグビー場にて、多くのラグビーファンが観戦に訪れる大規模イベントのひとつとして、また、ラグビーの戦術・技術の向上や選手強化での意義も合わせて、日本ラグビーの普及・強化に少なからず貢献するものであったと自負しております。
 一方で、近年、日本ラグビーフットボール協会を中心とした日本ラグビー全体としての強化の取組(トップリーグ創設、プロ化、各年代代表チームの強化、大学ラグビーの活性化策等)が、本格的・継続的に展開されております。
 こうした状況の中で、至近では、2011年の東日本大震災を契機に「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」として単日開催でのスケジュール短縮をおこない、チャリティーおよびラグビーの普及活動に力点を移行し、震災で被災されたラグビー仲間の皆様への支援と日本ラグビーの発展の一助となることを目指してまいりました。各校のOB・学生など関係者の協力のもと、精力的に本大会の開催に尽力してまいりましたが、日程調整および選手確保でベストな状態でのオール早慶明3大学ラグビーを開催することが極めて困難になってきたのが直近の状況です。
 以上の状況を踏まえて、このたび「オール早慶明3大学ラグビー東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」については、昨年(2017年)4月の開催を最後に、次回2018年以降の開催はおこなわないことを決定しました。
 長年にわたり、オール早慶明3大学ラグビーを応援していただいたファンの皆様および関係者の皆様には本大会の終了は誠に申し訳なく、また、私達早慶明のOBいたしましても甚だ残念ではありますが、諸般の事情をご理解いただければ幸いです。
 最後に、改めましてオール早慶明3大学ラグビーへの、これまでのご支援に対し心より感謝を申し上げ、重ねて御礼申し上げます。本当に今まで有り難うございました。