――ラグビーを始めたきっかけを教えてください
ラグビーを始めたきっかけは親に連れられて地元のラグビースクールに入ったことです。
――早大を選んだ理由は何ですか
文武両道で勉強もしっかりしたいなと思ったからです。
――アスリート選抜入試ではなく、入学されたと伺いました。高校時代、勉強との両立はどうしていたのですか。
指定校推薦で入学しました。高校時代は寮に入っていたので勉強しなくてはいけない時間が設定されていました。しかし、多くの人はやらないこともありました。僕は毎日3時間から4時間勉強していました。
――ラグビーを大学でも続けようと思った理由を教えてください
僕は高校1年生の時に全治1年くらいの大きなけがをしました。その時に高校で十分にラグビーをするのは難しいなと感じました。そのため大学でもラグビーを続けようと思いました。
――ラグビー人生でターニングポイントになった出来事は何ですか
先ほど申し上げたけがですかね。高校でラグビーを辞めようと思っていましたが、けがをしたことで大学でもラグビーを続けようと決心しました。
――けがのリハビリはどのくらいの期間だったのですか
リハビリは8カ月くらいですね。残り半年くらいで徐々に戻っていった感じで、試合に戻るまでの期間は1年くらいですね。
――ラグビーの魅力を教えてください
どんな体格の人でも輝ける点です。個人個人全く同じ特徴を持った選手がいれば勝てるわけではありません。各選手がそれぞれの個性を持っているからこそ成り立つスポーツです。そこに魅力を感じます。
――自分の強みを教えてください
僕の強みはスピードだと思っています。
――自分にとってラグビーとは何でしょうか
アイデンティティですね。これまでの人生はラグビーというものを軸に行動をしてきました。これからもラグビーを軸に生きていくと思います。
――感謝を伝えたい人を教えてください
両親ですね。けがをした時にサポートをしてくれました。そして、高い学費を払い私立の大学でラグビーを続けたいというわがままも聞いてくれました。なので、とても感謝しています。
――憧れの選手は誰ですか
小西泰聖(スポ2=神奈川・桐蔭学園)さんです。僕がけがした時にユースオリンピックが開催されていました。その時に小西さんが活躍しているのを見て、一緒にプレーしたいなと思いました。小柄ながらスピードがある選手です。自分と同じくらいの身長で世界レベルに活躍していらっしゃるので尊敬しています。早大を選んだ理由でもありますね。
――直近の目標を教えてください
今はDチームにいるのですが、直近の目標はランクアップしていくことです。
――早大4年間の目標は何でしょうか
赤黒を着て「荒ぶる」を歌うことです。
――早大ラグビー部には中学高校時代に対戦した選手やチームメイトだった選手が多くいると思うのですが、そういった人たちと同じチームになって感じたことや学んだことはありますか。
中学の時に神奈川でラグビーをしていたので、佐藤健次(スポ1=神奈川・桐蔭学園)や高校時代のチームメイトの亀山昇太郎(スポ1=茨城・茗溪学園)がいます。気心が知れた仲間が多くいるのでラグビー自体もやりやすいし、チームにもすぐ溶け込めました。
――どういったプレーが得意ですか
自分のプレーはスピードで相手を引きつけるなど、スピードを利用してラインブレイクしていくプレーが得意です。
――早大ラグビーの特徴あるいは他大学には負けない部分を教えてください
推薦で入学してくる選手が少ないので高校時代無名だった選手が活躍するということがあります。そのような部分が早稲田の特徴であると思います。