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【新入生紹介/第42回】濱中彩乃(文構1=早稲田佐賀)  by早稲田スポーツ新聞会

――ラグビーとの出会いはいつ頃ですか
正直覚えていなくて、周りでやっている人が多いスポーツだという印象です。小さい頃からラグビーに近い環境で育ったと思っています。

――小さい頃はラグビーについてどのような印象を抱いていましたか
テレビで見ていた時には、ラグビーに対して強い思いはありませんでした。しかし、高校生の時に初めてヤマハ対パナソニックの試合に、親についていくかたちで観に行きました。その時、試合の雰囲気にすごく感動したことを覚えています。現地で観ないとわからない雰囲気や試合前の緊張が強く印象に残りました。その時にラグビーに携わりたいと思いましたね。両親はスポーツが好きで、さまざまなスポーツ観戦に連れて行ってもらっていました。

――早大に進学しようと思った理由を教えてください
塾に通っていたり知り合いが早稲田に通ったりしていたことで、小学生の頃から早稲田の存在は知っていました。その時から早稲田に行きたいと思い始めて、中学受験をして早稲田佐賀に進学を決めました。いざ入って上下関係や縦のつながりを実際に見ると、やはり早稲田が良いなと改めて思いました。それが理由で進学を決めましたね。

――ラグビー部のスタッフをやろうと思ったのはいつですか
スタッフになろうと思ったのは…。やはり高校でヤマハ対パナソニックの試合を観てからですかね。その時からラグビー部に携わりたいと思うようになりました。親もそうですが、私もスポーツ観戦が好きだったので、それがきっかけではありますね。

――高校時代は何部に所属されていたのですか
私はチアリーディングをやっていました。

――チアリーディングを続ける選択肢はなかったのでしょうか
それも考えました。もともと中学生からチアをやっていた中で、ヤマハ対パナソニックの試合を見た時からラグビーに携わりたいとは思ってもいました。しかし、高校ではラグビー部がなかったので、高校まではチアリーディングを続けようと決めていました。

――早稲田佐賀高には今年からラグビー部ができましたが、そのことについてどう思われますか
「もっと早くつくってよ」とは思います(笑)。しかし、チアをやっていて、楽しかったですし、もちろん後悔もありません。やっていて良かったと思っていますが、ラグビー部がもし高校にあって、そこに入っていたらどうなっていたのだろうと思うことはありますね。それでも、(早稲田佐賀高校には)頑張ってほしいです(笑)。

――マネージャーという選択肢もある中でトレーナーを選んで理由は何でしょう
もともとマネージャーを希望していたのですが、見学に行った際にトレーナーは責任感がありますし、選手のケアをする重要な役割だと知りました。私はグラウンドに出て、選手とコミュニケーションを取りながら頑張りたいと思ったので、トレーナーを選びました。

――ラグビーの魅力はどんなところにあると思われますか
やはり私が一番強く思うのは、生で観た時の臨場感です。他のスポーツとは違う、生で観ないとわからないような雰囲気や選手の緊張感があります。そのようなところはラグビーの魅力だと思いますね 

――早稲田ラグビーに携わってみて今はどんな気持ちを抱いていますか
やはりトレーナーは責任が大きく、ミスができません。また、臨機応変に対応しなければならないことが多いと思います。そして、同級生のトレーナーも、もともとラグビーのマネージャーをやってきた子や将来トレーナーを志望している子が多いです。私は入ったばかりの初心者でついていけていないこともあり、実際に足を引っ張ってしまうこともあるのですが、上級生の背中を見て練習して成長していけたら良いと思います。

――ラグビー部に入部した実感が湧いた瞬間などはありましたか
試合でグラウンドに入ったり、ハーフタイムでベンチの後ろについたりした時は、「ああ、トレーナーやっているのだな」と実感します(笑)。

――具体的に今はどのようなお仕事をされていますか
今は選手のテーピングの練習や、先輩たちがやっていることを見学したりしています。また、練習後のケアやアイシング、グラウンドに出て対応したり、試合では荷物準備をしたり、スタッフだけで集まって運営についての話し合いをしたりしていますね。

――尊敬している人はどなたですか
尊敬しているのは両親ですね。私はやりたいと思ったら、それしかできないタイプなので、それを両親が支えてくれたり、後押ししてくれたり、陰ながら私のことを支えてくれるので、ありがたい存在でした。またそのような部分で尊敬しています。

――直近の目標を教えてください
自分にできることを増やすことと、選手の異変に気が付けるようになりたいと思っています。 

――その目標を達成するために意識していることはありますか
普段からコミュニケーションを取ったり、声をかけたりすることは心がけています。

――早大での4年間でチームにとってどのような存在になりたいですか
選手から頼りにされる、また頼りたいと思われるトレーナーになりたいと思います。