早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第16回は山野裕都(2年・PR/HO・早稲田実業)。
取材:永嶋仁 構成・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報
熱、再び。
年少からワセダクラブでラグビーを始め、上井草やアカクロジャージを常に身近に感じてきた。近くで見てきたからこその憧れがあったが、実は高校の花園予選決勝で負けてしまったあとに一度はラグビーをやめることを決意していた。
90キロあった体重は80キロへ。
しかし、早実の仲間の多くが大学でもラグビーを続けること、そして、大学選手権の決勝で早稲田が明治を破って優勝する姿を見たことで再び気持ちが燃え、大学でも挑戦することを決めた。
「まだ後悔するほど人生を生きていない」と語る山野は、今年1年で成し遂げたいこととして、PRに適した体作りを挙げた。そして、たくさん試合に出て早稲田の勝利に貢献したいと。
一度はあきらめかけたラグビーを続けてよかった、そう思えるように今日も黙々と自分と向き合う。