早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第25回は池本大喜(2年・LO/NO8・早稲田実業)
取材:木村晴 構成:早稲田大学ラグビー蹴球部広報 写真:鳥越裕貴
人生の大きな目標。
父親の影響で幼い頃から早稲田ラグビーをよく見ていたので、早稲田大学への進学はごく自然のことだった。ワセダクラブから早稲田実業へ進み、昨年度から早稲田大学ラグビー蹴球部のLOとして日々鍛錬している。
彼が人生で最もうれしかった瞬間は早稲田実業に合格した時だそうだ。早稲田大学でアカクロを着ることをずっと夢見ていた彼にとって、その道への一歩目をやっと踏み出せる瞬間だった。そして、最も悔しかった瞬間は、高校3年の花園予選都大会決勝で負けたこと。2年連続の花園出場を目指していたが、目標はかなわなかった。
今シーズンの春季大会初戦で公式戦デビューした彼の今年の目標は、アカクロを着て荒ぶるを歌うこと。そのために体づくりに力を入れて取り組んでいる。彼のプレーの見どころは身長を生かしたラインアウトだ。試合でのラインアウトでのリード、強化したフィジカルを生かした突破に注目してほしい。
彼にとって早稲田ラグビーとは「人生における大きな目標のひとつ」と語った。早稲田で活躍することを夢見てこれまでラグビーをしてきた彼の活躍から目が離せない。