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2024
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【部員紹介/第45回】大木裕太(3年・PR・早大学院)

早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで
理解を深める連載企画、第45回は大木裕太(3年・PR・早大学院)。


取材:今駒有喜 構成・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報

感動を与えられるような存在に。

高校受験で学院に合格し、努力が報われてうれしかったことを覚えている。そんな高校時代は悔しさも味わった。
3年時、新しいコーチが就任したことによって練習の質が上がり自信がつく。だが、結果は東京都予選で成蹊に負けて引退。振り返ると、コーチのいない平日の練習やウエイトなどで正しく努力ができていなかった。自分たちの日々の甘さの積み重ねが生んだ敗北だった。

附属高校でラグビーをしていて入れるチャンスがあるので、日本一を目指す恵まれた環境でチャレンジしたいと思ったのが大学でもラグビーを続けた理由だ。上級生になった今年はラグビーだけでなく勉学にも力を入れて、文武両道を目指したい。

ラグビーでの目標は「頼られるフロントローになること」。チームが苦しい時などに「大木なら大丈夫だ」と信頼されるプレーヤーになるために、上級生の自覚を持ち練習で声を出しチームをまとめることを意識している。特にスクラムはこだわっているところなので、そこでチームを引っ張れる人間になりたい。

自分にとって、ラグビーは「感動を与えてくれる存在」だ。2019年の大学選手権決勝を観て、本当にすごいと感動した。ここまで心を衝き動かされるスポーツに出会えたから、自らがそんな感動を与えられるような存在になりたい。