早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第76回は川﨑太雅(2年・PR/HO・東福岡)。
取材:野村麻衣 構成:早稲田大学ラグビー蹴球部広報 写真:鳥越裕貴
学びの場所で。
グラウンドいっぱいにボールが動く早稲田のラグビーが好きで憧れた。
東福岡でプレーした高校時代、国体では日本一という素晴らしい結果を残した。国体の成績が花園のシードに影響することもあり、気合十分で臨んだ大会において優勝できたことは彼の中で一番の喜びだという。
一方、最も悔しかったこととして、桐蔭学園戦での大敗を挙げている。この結果を受けて、ラグビーのプレー面での改善だけでなく、掃除や荷物の管理など、チームに関わることの改善にも取り組んだという。いわゆる マネージャー という役割がいない東福岡高校において、選手はただラグビーだけをするのではなく、部活運営に必要な作業も行う必要があったからだ。プレーだけでなく人格も高めていく姿勢は、きっと今につながっている。
“憧れの場所 である早稲田はラグビーに集中できる素晴らしい環境であり、毎日学ぶこと”
がたくさんあるという。今年は、セットプレーでチームを支えスタメン定着、スローイングとスクラムでチームの一番になることを達成したい。その目標の達成のため、常に意識を高く保ち日々の練習を積み重ねている。