平素より多大なるご声援ありがとうございます。この度は、矢富勇毅の日本代表辞退に関しまして、ご心配をお掛けしましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
今回の経緯つきましては、協会より矢富勇毅の日本代表入りの要請を頂きましたが、試合メンバー22名のバックアップメンバーとしての位置づけが強いということもあり、今回の対同志社大学戦に限り、日本代表の太田GMに辞退の申し入れをお願いし、了承を頂いておりました。しかしながら、日本代表のマネジメントサイドに対する私の認識不足で、このような事態になったことは、深く反省しております。
一方で、代表戦および同志社大学戦、どちらの試合に対しても出場する意志を強く持っていた矢富勇毅本人の想いを、最良の形で実現させてあげられなかったのは私の責任です。この同志社大学戦は彼の父親が大会の運営責任者だったということもあり、彼が試合に出場したい気持ちは充分に理解できるものでした。
日本代表は日本ラグビー界の頂点であること、また光栄にも選出された際には、その責任を果たすことが大切であることを、改めて学生に認識させ、太田GM、日本ラグビー協会及び日本代表関係者の皆様とも、密なコミュニケーションを図っていく所存です。この度はファンの皆様に、ご心配をお掛けいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。