大田尾監督が就任以来可視化をして掲げている「2軸」というTeam Concept。
ラグビー蹴球部ではラグビーの競技力向上だけではなく、自己成長の取り組みにも積極的にチャレンジしています。
7月12日(水)、自己成長の取り組みの一環として、学生のスタッフ(主務、副務、マネージャー、メディカルトレーナー、S&C、アナリスト、グラウンドサポートスタッフ、レフリー)が集まり、ミーティングを行いました。
・チームを支える担当者間での「大学日本一」「荒ぶる」へ向けた意思合わせを図る
・「チームを支える」ということの重要な意義の理解を深める
・「選手とのコミュニケーションの取り方」の理解を深める
・「他のスタッフとの連携の取り方」の理解を深める
ことを目的に、
弊部OBで卒業後サントリーサンゴリアス(現:東京サントリーサンゴリアス)でもご活躍され、現在はサンゴリアスでコーチングコーディネーター兼アシスタントコーチを務めていらっしゃる田原 耕太郎さんにお越しいただき、講話をいただきました。
田原 耕太郎さんは、2002年シーズン、全国大学ラグビーフットボール選手権大会での優勝メンバーです。
サンゴリアスで務められた様々な役職の経験を踏まえて、大変貴重なお話をしてくださいました。
学生のスタッフが対象であったこのミーティングでは、日本一を目指すチームのスタッフに必要な心構えやチームへの向き合い方に関してご講話してくださいました。
「早稲田らしさ」を追及しながら日本一を目指すことの意味を強いメッセージとして残してくださった、田原さん。
スタッフが同じ方向を向いて活動していないとチームに亀裂が入ってしまうから、Same Pageを見ること、また、チームのスタイルと自分たちの行動を一致させる、一致させながらも「強烈な」個性を出してよりよいワセダをつくっていこう、というお話がとても印象に残りました。
春シーズンが終わり、菅平高原での夏合宿へ向かう今、スタッフがそれぞれの役割とその重要性を再確認し、「荒ぶる」に向けてそれぞれがチームと個人のタスクへの向き合い方を見つめ直すとても貴重な時間となりました。
文・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム