早稲田大学ラグビー蹴球部WASEDA UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL WEBSITE

Beat Up

2024
  • SpoLive

2023.10.21 あゆみ祭でのラグビー体験

平素より早稲田大学ラグビー蹴球部の活動に温かいご声援をいただきありがとうございます。

今回は10月21日に弊部員が参加した「あゆみ祭」での様子を紹介いたします。

あゆみの家は、新宿区内在住の身体障がいまたは知的障がいのある方々が通う日中活動場として、生活介護、短期入所、日中ショートステイ、土曜ケアサポート、特定相談支援の事業を行う施設です。

早稲田キャンパスが新宿区にあるという繋がりから、弊部にお声がけいただき、今回の活動が実現しました。年に一度開催されるイベントの「あゆみ祭」では、利用者の方、そのご家族の方、地域の方々が集い、ステージパフォーマンスや子ども向け広場の開催、利用者の方が作られた作品の販売などが行われました。

ステージパフォーマンスには、弊部員によるラグビー体験の時間を設けていただきました。
普段使用しているラグビーボールを用いてパス練習をしたり、部員に対してタックル練習をしたり、ラインアウト体験をしてもらいました。
初めてラグビーボールに触れる方も多く、教える側としても非常に新鮮でした。

ステージパフォーマンス後は、中庭での模擬店や子供向け広場でのお手伝いをさせていただき、多くの方々と交流できました。

多くの皆様から早稲田ラグビーへの応援の声をいただき、参加した部員も気の引き締まる思いでいっぱいになりました。

参加した9名の部員から、感想を聞きました。

國富 平(4年)

今日の活動を通して、色々な人と携われて良かったです。特にラインアウトの体験が参加者の皆さんの中で好評で、非常に盛り上がりました。色々な人がラグビーを知ろうとしてくれて、とても嬉しかったです。職員の方々が助けてくださったり、ラグビー体験の時間を盛り上げてくださったりしたので、本当に助かりました。また機会があれば、ラグビーでみんなと繋がりたいと思います。

釜澤 梨乃(4年)

あゆみの家からのお声がけがなければ、早稲田ラグビーとあゆみの家の繋がりが生まれることはなかったと思うので、非常に貴重かつ縁を感じる時間となりました。体験の時には、皆さんが笑顔でラグビーに触れてくれた姿が印象的でした。私は、子供向け広場でのお手伝いに入りました。手足が自由に動かせない方でも簡単に楽しめる、プロジェクションマッピングを用いた遊びが非常に新鮮でした。技術の発展により、誰でも簡単に楽しめる遊びが増え、様々な場面で活用されていることを知りました。私たちが、少しでも「あゆみ祭」に力添えができていたら幸いです。

深堀 雅聡(3年)

普段触れ合うことの出来ない方達と触れ合うことが出来て、自分にとってとても良い経験になりました。ラグビー体験をしてみて、まだまだ世間一般にはラグビーが浸透していないと感じたので、ラグビーの魅力が伝えられる様に、日々の活動に取り組んで行きたいと思いました。

百枝 樹生(3年)

あゆみ祭に来てくださった皆様の笑顔が印象的でした。特に祭りの最後には、声をあげて笑っている方がとても多く、あゆみ祭に参加し、ラグビーを通じ、多くの人と楽しい時間を共有することができたことをとても嬉しく思いました。

北田 琢麿(2年)

1日で多くの方にラグビーを体験していただいて、ラグビーの魅力を少しでも広めることができたのかなと思います。今後も積極的にラグビーの魅力を様々な方に伝えていきたいです。

谷口 宗太郎(2年)

あゆみの家に入所している方やスタッフの方だけでなく、地域の住民の方々も多く参加しており、地域交流の場として非常に有意義な時間を過ごすことができました。また、多くの方々に声をかけていただき、ラグビー蹴球部への応援を再確認できたのも嬉しかったです。

渡邉 琉斗(2年)

今回のあゆみの家での活動では、施設の障がいのある方々や職員の方々、及び地域の子どもたちなど、多くの人と交流ができ、非常に楽しい時間を過ごしました。また、その交流の中で様々な学びがあり、とても貴重な経験ができたと思います。

施設の方や子どもたちがラグビー体験に夢中になっている姿を見て、元気を貰いました。特に、体験を終えた子どもが「楽しかった!」と言ってくれたことが心に残っています。

また、早慶戦に際して、沢山の応援をいただき、自分たちが周りからどのように見られているか、ということを再認識しました。ラグビーだけではなく、このような活動を通じても人々に夢や感動を届けられる存在になれるよう、これからも日々の練習に取り組んでいきます。

原田 恒耀(1年)

一日を通して、ラグビーの楽しさを伝えることができたと思います。子どもから大人まで、多くの人が楽しんでいて、たくさんの笑顔で溢れていたのが印象的でした。自分自身も楽しむことができました。

森田 倫太朗(1年)

今回はあゆみの家の利用者の方々、地域の方々と触れ合う機会を頂いてとても楽しく、良い時間になりました。ラグビー体験では多くの方にラグビーに触れてもらうことが出来て、とても良かったです。

今回の経験は、参加した部員にとって非常に有意義なものとなりました。

日々、我々が一生懸命取り組むラグビーの良さを多くの人に伝えることができ、大変嬉しく思います。

2023シーズンも残り数ヶ月。

チーム伊藤での「荒ぶる」を掴み取るため、精進して参ります。

引き続き、温かいご声援の程、何卒宜しくお願い致します。

文・写真=早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム